学校での出来事
2学年 SDGsワークショップ
2月5日、2学年を対象に「SDGsワークショップ」を実施しました。講師として、JICA帯広の野々垣 真美さんをお迎えし、「Think Globally,Act Locally」をテーマに学びを深めました。
「SDGsの考え方の基本」を学んだ後、「それぞれの国が持つ得意」を集め、協働しながら課題解決のために行動していくことの大切さを、カードゲームを通じて考えることができました。
さらに、授業の後半では身近な大樹町の課題や魅力、さまざまな資源(ひと、もの、場所)についてアイディアを出し合いました。
今後、地域探究を通じ地域の課題に挑んでいく生徒達にとって、学びの多い時間となりました。
小学生との交流
2月3日(土)本校クッキング部による「恵方巻き作り」講座を実施しました。毎年、小学生を対象として実施しており、1年生から5年生までの参加がありました。
恵方巻きの具材は、その年の部員達が試作を重ねて決定します。今年は、包丁を使わなくても出来る恵方巻きをめざし、チーズやかにかまなどを用意しました。
まずは、高校生が巻き方のお手本を示し、その後小学生達もチャレンジしました。「あわてずにゆっくりと巻くときれいに巻けるよ」と高校生からアドアイスをもらった児童達は、とても上手に仕上げていました。
大人から学生へ、学生から児童へ。
そして、学生が大人になり家庭を持ち、その子どもへ。
こうして日本の食文化が受け継がれていくのです。
大樹町コスモスコンサートに参加
1月27日(土)の13:30から、大樹町生涯学習センターコスモスホールにて、「大樹町教育の日協賛事業 大樹町小中高吹奏楽合同演奏会 第12回コスモスコンサート」が行われました
コスモスコンサートは、元教育長の小林氏の大樹町を「文化の香り豊かな町」にしたいという熱い思いを源に平成21年に誕生したもので、今回で12回目となります。本校の吹奏楽部も参加し、昨年10月の大樹町文化祭における演奏から、さらに上達した姿を見せてくれました。
恵方巻き
1月26日、3年生選択科目「フードデザイン」で最後の調理実習となる「恵方巻き」作りを行いました。毎年、3年生最後の調理実習は、年中行事、食文化の伝承をテーマに恵方巻き(巻き寿司)を作ります。具材として、油揚げを煮たもの、卵焼き、ほうれん草を用意し、自分の分は自分で巻いて仕上げます。コツをしっかりと学んだ生徒達の出来映えは写真の通りです。とても上手に出来ました。
フードデザインを1年間学び、食をトータルに考え、全員が巻き寿司を作れるようになって卒業していきます。節分の時には思い出して、ぜひ毎年作って欲しいな。
卒業生講話
1月25日、3年生選択科目「フードデザイン」で「食」に関わる仕事をしている卒業生を招いて講話会を実施しました。講師は、北海道ホテル パティシエの木戸さん、カレーショップインデアン ホールスタッフの石橋さんです。進路決定までの道のりや、社会で働くことの大変さ、高校生と社会人との比較、将来の夢、などなど卒業を間近に控えた3年生に向けてたくさんのメッセージを贈っていただきました。
また、木戸さんにはプロの技を見せていただきました。スポンジに手早く美しくクリームを塗っていく姿に、生徒達の視線は釘付けになっていました。
生徒達は、先輩達からの貴重な体験談に4月から始まる新生活を重ねて、とても興味深く聞いていました。卒業後は、先輩達と同じように立派な社会人となり、大樹高校の応援団としても活躍してくれることを願います。