2025年6月の記事一覧

第73回 大高祭 (ご案内)

来る7月5日(土)、6日(日) 第73回「大高祭」が開催されます。

今年のテーマは、「雲外蒼天」(うんがいそうてん)困難にぶち当たってもそれを突き抜け真っ青な天に進んでいくというチャレンジ精神を表した四字熟語です。

今年度もクラスのパフォーマンスや縁日、吹奏楽部、茶道部、サイエンス教室などの企画を用意しております。

また、グランドフィナーレではバルーンリリースも予定しています。

多くの皆さんのご来場をお待ちしております。

 

 

2年台湾見学旅行事前学習「生物基礎」の取組

授業の中で、生パイナップルにはタンパク質分解酵素が含まれており、ゼラチンでパイナップル入りゼリーを作ろうとすると、ゼラチンのタンパク質が分解されて固まらないことを学びました。

学びを踏まえ、次の2つのミッションをクリアするために、自ら方法を考え、検証する実験を行いました。

ミッション1:実際にパイナップル入りゼリーが固まらないことを確かめよ。
ミッション2:固まるパイナップル入りゼリーを作成せよ。

6月20日(金)、各班で考えた方法で実験を行いました。酵素のはたらきを失わせるために、湯煎する班、中にはハイナップルを直火焼きする班もありました!

 

 6月23日(月)、各班の検証結果について、記録した写真や動画を用いて発表を行いました。差はあれど、どの班もミッションクリア!

各班の発表を踏まえ、自分たちの班の検証方法や結果の妥当性について、考察を深めました。

今回は食べることが目的ではありませんでしたが、台湾では思う存分パイナップルを味わってもらいたいです。

 

 

 

3学年進路強化研修を実施しました

 6月17日(火)、3学年では6時間にわたり、進路強化研修が実施されました。今後の進路について集中的に考え、個に応じた進路活動を自ら行う基盤をつくるため、進路別に4つのコースに分かれて、様々な研修を行うものです。

(1)大学進学コース

 主要5教科の教員が各科目の勉強法や現在の成績と目標の差を埋める方法について解説したほか、代々木ゼミナール札幌校から間藤博史氏と二本木睦氏をお招きし、志望校の合格に向けた面談を実施していただきました。

(2)専門学校コース①

 専門学校に進学するとはどういうことか、専門学校での学びとはどんなものなのかを、帯広コア専門学校副校長畠山晴美様を講師としてお話しいただきました。次に、就職コースと合同で「社会人になるための接遇・マナー講座」と題し、札幌観光ブライダル・製菓専門学校長山下一枝様ほか2名を講師としたオンライン講座を実施しました。さらに志望理由書や自己推薦書を相手に伝わるように記述するための演習を行った後、午後は個人面接または集団面接の練習を実施しました。

(3)専門学校コース②

 前の記事で御紹介したとおり、保育系・スポーツ系を志望する生徒は、大樹町立大樹小学校2年生の授業に参加させていただきました。

(4)就職コース

 就職志望者はまず十勝教育局進路相談員八幡裕樹子様から、就職活動を始めるに当たって必要な心構えや、準備すべきことを教えていただきました。その上で、専門学校コース①と合同で「社会人になるための接遇・マナー講座」を受講した後、森のスパリゾート北海道ホテルで開催された高校生のためのお仕事フェア2025(ジョブカフェ主催)に参加し、十勝の企業等26社の担当者から業務内容や働き方について説明を受けました。

 生徒たちは本研修を通じ、自分の現状や目標を明確化し、それぞれ今後の活動の目標を立てることができました。

 

小高連携~校外学習ファシリテート体験

6月17日(火)、3年生「進路強化研修」の一環として、将来保育士等を目指す生徒を対象に、大樹小学校2年生の校外学習ファシリテート体験、きものさがしのお手伝いと生徒が考案したレクリエーション(ドッジボール)を行いました。

学校出発前に、レクリエーションのシミュレーション。小学生との対面では、最初は緊張していましたが、すぐに打ち解けました。

 

生きもの探しでは、アメンボやトンボなど、いろいろな生きものを探し、集めることができました。小学生が見つけた生き物について、Googleレンズを用いて一緒に調べる生徒もいました。

ドッジボールでは、小学生の元気に圧倒されながらも、最後まで頑張りました。

 

生徒は実際に子ども達と接し、将来に向けてイメージを膨らませることができました。

連携いただいた大樹小学校の皆様、ありがとうございます。

3年選択科目「フードデザイン」の取り組み  卒業生講話&調理実習

 3年選択科目「フードデザイン」において、卒業生をお招きし調理実習・講話を実施しました。

今回は、本校卒業後調理専門学校を経て、現在は東京のイタリアンレストランでシェフとして働いている方に来ていただきました。

地産地消を意識した季節の食材を使い「北寄貝とアスパラガスのリゾット」「パンナコッタ ハスカップソース」の2品を卒業生の指導の下作りました。

 

北寄貝は殻付きの物を用意

殻の外し方を教わりました。

仕上げに、粉チーズとレモンの皮をすりおろして、彩りにイタリアンパセリを。

シチリア風に仕上げたリゾットは、暑い夏にぴったり!

パンナコッタに合わせたのは、十勝でたくさん収穫されるハスカップソース。

砂糖の量は自分たちで調整し、好みの甘さに仕上げました。

最後に、進路選択から現在に至るまでの様々なことをお話していただきました。

高校の学びの中でも特に大切だと感じたのは、CST(コミュニケーション・スキル・トレーニング)であると語った卒業生。

3年間の学びと積み重ねがとても大切であることを、社会に出てから気がついたので、残りの学校生活を充実したものにしてくださいと、在校生にエールを送ってくれました。

また、北海道をはなれその素晴らしさに改めて感動した経験から、地元の良さについても語ってくれました。