学校での出来事

卒業生講話

 1月25日、3年生選択科目「フードデザイン」で「食」に関わる仕事をしている卒業生を招いて講話会を実施しました。講師は、北海道ホテル パティシエの木戸さん、カレーショップインデアン ホールスタッフの石橋さんです。進路決定までの道のりや、社会で働くことの大変さ、高校生と社会人との比較、将来の夢、などなど卒業を間近に控えた3年生に向けてたくさんのメッセージを贈っていただきました。
 また、木戸さんにはプロの技を見せていただきました。スポンジに手早く美しくクリームを塗っていく姿に、生徒達の視線は釘付けになっていました。
 生徒達は、先輩達からの貴重な体験談に4月から始まる新生活を重ねて、とても興味深く聞いていました。卒業後は、先輩達と同じように立派な社会人となり、大樹高校の応援団としても活躍してくれることを願います。

 

 

北海道科学大学の教授による出前授業を実施

 1月23日(火)の5・6時間目、2学年の生物基礎の時間において、北海道科学大学の金澤教授による出前授業を行いました
 カラスやロウソクの実験の動画や「アオギリ」「オオバボダイジュ」の実物による観察、リンゴやバナナなどを使った実験などを活用し、金澤教授から提示された問いに自分で考えて理由とともに仮説を立て、解説をきくというサイクルが繰り返されました。生徒は集中して授業を受けることができ、理科の見方・考え方が自然と身に付けることができたと思います。

 

体育大会が行われました。

 12月15日(金)に生徒会執行部主催の体育大会が行われました。
今年の体育大会の目的は「運動の得意・不得意に関わらず、全員参加を原則に、大会を通じて学級間・学年間の親睦を深め、学校全体の団結力を高める。」でした。ミニバレーやバスケットボールなどの球技をはじめ、ボッチャや大繩跳び、借り物競争や選抜リレーなどの運動会種目も多数行われ、全生徒が楽しむことができました。


生徒会執行部


生徒会手作りの大判かるた


ミニバレー


生徒会手作りのボッチャ


運動会種目の大玉送り


運動会種目の魚釣り


綱引き


選抜リレー

 

大樹おやじの会との交流 

 12月18日、家庭科目「子どもの発達と保育」(3年選択科目)5名の生徒の企画で、大樹おやじの会とクッキング交流をしました。おやじの会の方々(お父さん達)とは、座談会という形で10月に一度お会いしており、今回はその活動日に高校生の企画をお願いして実現しました。「小学生と楽しくお料理がしてみたい。時期を考えてクリスマスメニューにしたい」という高校生の思いを企画にしました。小学生でも簡単に作れるよう「餃子の皮簡単ピザ」「クリスマスカップケーキ」の2品に決めました。当日は、時間調整のためカップケーキはあらかじめ焼いておき、デコレーションを楽しむことにしました。
 ピザのトッピングやカップケーキのデコレーションを、高校生のお手本をしっかり見て聞いて、とても上手に調理していました。小学生の盛り上がりに、企画した高校生も思わず笑顔!大人も、高校生も、小学生もみんなが楽しいひとときになりました。
 大樹おやじの会のみなさん、ありがとうございました。

 

具がもりもり!

クリームの絞り方をレクチャーしているところ。小学生も真剣。

小学生の作品 とてもキレイ!センスあるぅ~!

美味しそうに食べる小学生。また交流したいね!!

 

高校生考案給食の取組

 本校3年生選択授業「フードデザイン」では、学校給食の献立を考え実際に提供してもらう取組を、大樹町教育委員会、学校給食センターに御協力をいただいて行っています。
 地域と食、バランスのよい食事、集団調理など必要なことを学習し、グループに分かれて献立作成、試作を繰り返し、ようやく1つの献立が完成します。その中から1つ、今年度の高校生考案給食が選ばれ、実際に提供されます。
 今年度は、12月13日に提供されました。メニューは、「日本風台湾まぜそば」「中華スープ」です。台湾ブームで注目のまぜそばを、かつお節と海苔のトッピングで和風にアレンジしました。
 またその日は、小学校を訪問して「給食交流」をしました。自分達の考案給食を小学生と一緒に食べ、その反応を生で確認。みんな「おいしい」「おかわりしたい」と大好評で、高校生はほっと一安心。
 給食提供には、多くの人の手がかかっていることも分かり、キャリア教育の視点も加わり、学びの多い取組となっています。

 
試作中の様子

 
日本風まぜそば 試作品
本番も、高校生が考えたとおり再現してくださいました。

小学生と一緒に配膳

いただきますの前に、メニューの説明とフードロスの問題に
ついて、スライドや動画などを用いて小学生にわかりやすく説明。

向かい合っての試食に、少し緊張気味の高校生
「おいしい!」の言葉に、ほっと一安心。

御協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

小・高連携による生徒の授業

 12月13日(水)、大樹小学校の3年生の社会の2クラスの授業において、本校3年生3名が、地域探究学習で作成した大樹町内の「キケンマップ」の取組について説明しました。町役場に調査や提案を行ったり、町を実際に歩いて調査したり、「キケンマップ」としてまとめたものを町役場に持参して協議したり、大樹町高校生議会において、町長に危険箇所の改修とLED街灯の整備を訴え町長から危険なところから順番に整備するとの答弁をもらったししたことなどを説明しました。

 児童はその後、3・4人のグループに分かれて、「キケンマップ」と高校生の説明を元に、改めて危険なところを出し合い、そのグループ協議には高校生も参加し、「キケンマップ」がさらにバージョンアップしていきました。

 

室蘭工業大学清水一道教授の講義

 12月12日(火)、本校のSTEAM教育の一環として、室蘭工業大学副学長・ものづくり基盤センター長の清水一道教授が来校し、1学年に「ものづくり産業」、2学年に「工学の最先端」と題して、講義をしていただきました。
 「この部屋の暖房のスチームはなぜあのような曲がった形をしているのか」という身近なものへの問いから、生活と科学の原則とのつながりや、大樹町のロケット開発との関わりから様々な分野の研究の集合がロケットや自動車開発につながっており、数学や理科だけではなく様々な学習が今後の生活の中で生きていくことが話され、教科横断的な学びの必要性が自然と理解できました。
 また、御自身の経歴から、高校生の今後の働き方や考え方、「よりよい社会」を求める気持ちや人との「縁」の大切さなど、キャリア教育の視点からもお話いただき、生徒にとって貴重な経験となりました。清水教授誠にありがとうございました。

 

 

進路相談会in大樹に参加しました

12月7日(木)16:30から、大樹町福祉センターにて、株式会社ライセンスアカデミー主催の進路相談会in大樹に、1・2年生の希望の生徒・保護者が参加しました。
 大学、専門学校、企業が30ほど、大樹町に来ていただき、担当の方から直接説明を受けることができました。
 1つのブース30分程度で、興味のあるところや進路希望先などの3つのブースで話しを聞くことができました。

 

ふれあいカフェ 交流学習

 11月27日、大樹町福祉センターで月に1度開催されている「ふれあいカフェ」に、家庭科目「生活と福祉」選択者10名が訪問し交流を深めました。
 科目「生活と福祉」では、主に高齢者とその福祉について学んでおり、これまでに
「ふまネット」の見学や、認知症サポーター養成講座を受講するなど関連機関と連携をとって学習を進めてきました。
 今回は、「ふれあいカフェ」にて自分達が考え準備したレクリエーションを共に楽しむという企画でした。高齢者の身体的・精神的特徴などをふまえ、参加者の方々が楽しくて元気になれる内容を考えました。

神経神経衰弱を楽しんでいる様子 「なかなかあたらないねぇ~」

↑ ボウリング さあ、何本倒せますでしょうか!
ボウリングのピンは、ペットボトルを用いた手作りです。

↑ 連想ゲーム 3つのヒントから答えを考えます。
  問題がよく聞き取れない方にはサポートをしました。

 お別れの挨拶をすると、「また来てね!」「1回で終わったらダメだよ~」と声をかけていただき、とても嬉しく思いました。
 机上で学んだことを実際の場面で使ってみる、生かしてみるというとても貴重な学習の場となりました。高校生もとても楽しい時間となりました。ありがとうございました。

 

2学年見学旅行報告会

11月17日(金)、5,6時間目に「2学年見学旅行報告会」を実施しました。

 台湾見学旅行での取り組みについて、各班で資料を作成し、本校体育館で報告を行いました。

 「台湾に行くことができてよかった」、「海外を知ることで、普段当たり前だと思っている日本のよさを改めて実感した」、「大学生と言葉の壁を越えてたくさん交流できた」など、海外研修を経験して感じ取ったことを、生き生きと発表してくれました。

 4月当初は、「海外に行くのは怖い・・・」という声もありましたが、見学旅行までにさまざまな教科を通じて事前学習として台湾について学び、自分たちの行く場所に対して真剣に調べ、学習を進めることで、少しずつクラスのまとまりを深めながら見学旅行へと気持ちを高めていくことができました。

 見学旅行実施にあたり御協力を頂いたすべての方に、この場をお借りして御礼申し上げます。