学校での出来事

交通安全及び防犯集会

 5月7日(火)本校体育館に広尾警察署の方々をお招きして、交通安全及び防犯集会を行いました。

 前半は身近な犯罪の例として「闇バイト」について講話をいただきました。「ものを取りに行くだけ」「携帯電話の名義を貸すだけ」といった、一見犯罪と関わりのなさそうな誘いにのるだけで犯罪に加担してしまうことを、具体例を用いてわかりやすく説明していただきました。生徒たちは、顔の見えない相手からの誘いや、おいしすぎる儲け話は信用してはいけないことを理解できたようです。
 後半は自転車による事故についての講話をいただきました。ヘルメットを着用するなど「自分の安全」を守ること、危険な運転をしないなど「周りの安全」を守ること、どちらも大切であることを説明していただきました。
 最後は、生徒会長による「交通安全宣言」で終了しました。
 広尾警察署の方々、ありがとうございました。

フードデザイン第1回目実習

 家庭科目「フードデザイン」での第1回目調理実習を実施しました。
 フードデザインでは、最初に「なぜ食べるのか」について学習します。その回答として、「生きるため」「栄養をとるため」「空腹を満たすため」などはすぐに考えつくのですが、実はそれだけではありません。「食文化の継承」「コミュニケーションのため」「生活リズムを整える」「ルールやマナーについて学ぶ」など、たくさんの目的があります。
 第1回目の実習では「いちごのロールケーキ」を作りました。旬の食材について知り、仲間との調理はコミュニケーション力を高めることにつながります。その中でルールやマナーについても考えます。
 事前の説明をしっかりと聞いて作業を進めることができ、フワフワ生地のとってもおいしいロールケーキができあがりました。大成功に終わり、調理技術も身につきます。
 写真をご覧ください!おいしい顔してますよね! 

 

着任式・始業式・入学式

 4月8日(月)、2・3年生にとって令和6年度の教育活動がスタートしました。
 着任式では、田中教頭先生をはじめ新たに着任された教職員を迎え入れた後、始業式では学習・生活・進路担当の教員よりそれぞれ大切な説明がありました。

         着任された教頭先生のご挨拶                学習に関しての説明をしています
 
 午後は入学式を挙行致しました。
 大樹高校では、それに先立って新学科設置認可のセレモニーを行いました。本校では今年度から新たに普通科の地域探究科に移行し、今まで以上に地域と連携し、地域の様々なことに挑戦しながら自己の能力を発展推進させていくことを目指します。
 入学式では25名の新入生が体育館へ入場し、厳粛な雰囲気の中一人ずつ呼名をされると元気な返事を返してくれました。代表生徒の宣誓も希望にあふれていました。
 そして式の終了後、校歌や学年団の先生方の紹介と体育館で記念撮影を行いました。


 この日、高校生活の初日を無事にスタートできました。少し緊張気味の生徒もいましたが、大樹高校での3年間で、地域に係わることや国際感覚を学び、目標とする将来につながるように頑張っていきましょう。教職員一同、精一杯生徒のサポートをいたします。

 

終業式・離任式

 3月22日(金)に終業式・離任式を行いました。
 終業式では、校長先生、教務部長、生徒指導部長、進路指導主任それぞれから、今年度の振り返りと新年度に向けてのお話をしました。


 離任式では、今年度で本校から去る8名の教職員から挨拶、生徒会長からはなむけの言葉、生徒会から花束贈呈、お見送りがあり、笑顔の中での別れの時間となりました。


 生徒の皆さん、1年間お疲れ様でした。授業、学校行事、部活動、ボランティアなど、様々な活動に前向きに取り組んでいる様子が印象的でした。1年前の自分と比べて、知っている事、できる事がたくさん増えたはずです。4月からも元気な姿で登校してきてください。

 

「進路活動体験講話」の実施

 3月11日に進路学習の一環として、この3月に卒業した生徒を招き、大学・看護、専門学校、就職の3会場に分かれ、進路活動体験講話を実施しました。
 先輩達の実体験を伴った講話は、在校生にとって大きな刺激となりました。勉強方法、モチベーションの保ち方、体調管理の大切さ、面接のコツなど進路活動を振り返り、様々な体験談やアドバイスが話されました。
 在校生は真剣な面持ちで先輩達の貴重な講話に耳を傾け、今後の進路活動に対しての決意を新たにする時間となりました。

第74回卒業証書授与式

 3月1日(金)、第74回卒業証書授与式が本校体育館で挙行されました。
 保護者、来賓、在校生、教職員が見守る中、3年生23名一人ひとりに卒業証書が授与されました。

 凜とした雰囲気の中、3年生は大樹高校生として立派な姿で式に臨んでいました。式歌斉唱では思わず涙を流す卒業生の様子も見られました。

 

 

 最後のホームルームでは、担任、生徒から3年間を振り返り一人一言ずつ挨拶がありました。皆さんが話している姿を見て、3年間の学校生活をひたむきに送り、大きく成長したことを実感しました。

 

 74期生のみなさん 卒業おめでとうございます。

 

そば打ち体験

 2月22日、1学年科目「家庭基礎」にてそば打ち体験授業を行いました。そば作りを体験することにより日本の食文化への理解を深めること、また、ALTのアニーさんと一緒に参加することで異文化交流も狙いの一つと設定しました。
 大樹そば作り研究会の方3名に講師を務めていただきました。そば粉100%で加えるのは水だけというこだわりのそば。作業の手際の良さ、美しさに感動する生徒たち。あっという間にのし麺ができあがりました。それを切るのは生徒たち。切り方を教わったものの初めて握る専用包丁の使い方に悪戦苦闘。とても太い麺ができたり・・・。
打ちたて麺は、とてもおいしく、多めに用意した麺は足りないくらいでした。たくさんのおかわりもあり、生徒たちは大喜びでした。
 最後に、そば作り研究会の説明があり、早速2名の生徒から入会の意思表示がありました。こうして日本の食文化が受け継がれていくのです。
 研究会のみなさま、お忙しいところお越しいただきましてありがとうございました。

 

1学年宿泊研修 ~in糠平~

 2月8日~9日に、上士幌町の「ぬかびら源泉郷スキー場」と「糠平館観光ホテル」で1泊2日の宿泊研修を行いました。

 1日目は、糠平館観光ホテルに到着後すぐにスキー場へ移動し、レベル別の班に分かれ、インストラクターの指導のもとスキー研修を実施しました。スキー研修の後は、進路研修を行いました。大学・看護、専門学校、就職の3つのグループに分かれ、進路実現に向けてどのように取り組んでいくのか、教員から話しを聞いたり、考えたりしました。夕食・入浴を済ませた後は、すぐに夢の中へ…

 2日目も、スキー研修を行いました。午前中はレベル別の班に分かれ、午後はグループごとにフリー滑走となりました。1日目に苦戦していた生徒もフリー滑走では笑顔で楽しく滑ることができました。

 今回の研修では、5分前行動やホテル内でのマナーなど、多くの場面で成長が見られました。今後の学校生活、さらには来年度の見学旅行に繋げてほしいと思います。

2学年 SDGsワークショップ

 2月5日、2学年を対象に「SDGsワークショップ」を実施しました。講師として、JICA帯広の野々垣 真美さんをお迎えし、「Think Globally,Act Locally」をテーマに学びを深めました。
 「SDGsの考え方の基本」を学んだ後、「それぞれの国が持つ得意」を集め、協働しながら課題解決のために行動していくことの大切さを、カードゲームを通じて考えることができました。
 さらに、授業の後半では身近な大樹町の課題や魅力、さまざまな資源(ひと、もの、場所)についてアイディアを出し合いました。
 今後、地域探究を通じ地域の課題に挑んでいく生徒達にとって、学びの多い時間となりました。

小学生との交流

 2月3日(土)本校クッキング部による「恵方巻き作り」講座を実施しました。毎年、小学生を対象として実施しており、1年生から5年生までの参加がありました。
 恵方巻きの具材は、その年の部員達が試作を重ねて決定します。今年は、包丁を使わなくても出来る恵方巻きをめざし、チーズやかにかまなどを用意しました。
 まずは、高校生が巻き方のお手本を示し、その後小学生達もチャレンジしました。「あわてずにゆっくりと巻くときれいに巻けるよ」と高校生からアドアイスをもらった児童達は、とても上手に仕上げていました。
 大人から学生へ、学生から児童へ。
 そして、学生が大人になり家庭を持ち、その子どもへ。
 こうして日本の食文化が受け継がれていくのです。

大樹町コスモスコンサートに参加

 1月27日(土)の13:30から、大樹町生涯学習センターコスモスホールにて、「大樹町教育の日協賛事業 大樹町小中高吹奏楽合同演奏会 第12回コスモスコンサート」が行われました
 コスモスコンサートは、元教育長の小林氏の大樹町を「文化の香り豊かな町」にしたいという熱い思いを源に平成21年に誕生したもので、今回で12回目となります。本校の吹奏楽部も参加し、昨年10月の大樹町文化祭における演奏から、さらに上達した姿を見せてくれました。

恵方巻き

 1月26日、3年生選択科目「フードデザイン」で最後の調理実習となる「恵方巻き」作りを行いました。毎年、3年生最後の調理実習は、年中行事、食文化の伝承をテーマに恵方巻き(巻き寿司)を作ります。具材として、油揚げを煮たもの、卵焼き、ほうれん草を用意し、自分の分は自分で巻いて仕上げます。コツをしっかりと学んだ生徒達の出来映えは写真の通りです。とても上手に出来ました。
 フードデザインを1年間学び、食をトータルに考え、全員が巻き寿司を作れるようになって卒業していきます。節分の時には思い出して、ぜひ毎年作って欲しいな。

 

卒業生講話

 1月25日、3年生選択科目「フードデザイン」で「食」に関わる仕事をしている卒業生を招いて講話会を実施しました。講師は、北海道ホテル パティシエの木戸さん、カレーショップインデアン ホールスタッフの石橋さんです。進路決定までの道のりや、社会で働くことの大変さ、高校生と社会人との比較、将来の夢、などなど卒業を間近に控えた3年生に向けてたくさんのメッセージを贈っていただきました。
 また、木戸さんにはプロの技を見せていただきました。スポンジに手早く美しくクリームを塗っていく姿に、生徒達の視線は釘付けになっていました。
 生徒達は、先輩達からの貴重な体験談に4月から始まる新生活を重ねて、とても興味深く聞いていました。卒業後は、先輩達と同じように立派な社会人となり、大樹高校の応援団としても活躍してくれることを願います。

 

 

北海道科学大学の教授による出前授業を実施

 1月23日(火)の5・6時間目、2学年の生物基礎の時間において、北海道科学大学の金澤教授による出前授業を行いました
 カラスやロウソクの実験の動画や「アオギリ」「オオバボダイジュ」の実物による観察、リンゴやバナナなどを使った実験などを活用し、金澤教授から提示された問いに自分で考えて理由とともに仮説を立て、解説をきくというサイクルが繰り返されました。生徒は集中して授業を受けることができ、理科の見方・考え方が自然と身に付けることができたと思います。

 

体育大会が行われました。

 12月15日(金)に生徒会執行部主催の体育大会が行われました。
今年の体育大会の目的は「運動の得意・不得意に関わらず、全員参加を原則に、大会を通じて学級間・学年間の親睦を深め、学校全体の団結力を高める。」でした。ミニバレーやバスケットボールなどの球技をはじめ、ボッチャや大繩跳び、借り物競争や選抜リレーなどの運動会種目も多数行われ、全生徒が楽しむことができました。


生徒会執行部


生徒会手作りの大判かるた


ミニバレー


生徒会手作りのボッチャ


運動会種目の大玉送り


運動会種目の魚釣り


綱引き


選抜リレー

 

大樹おやじの会との交流 

 12月18日、家庭科目「子どもの発達と保育」(3年選択科目)5名の生徒の企画で、大樹おやじの会とクッキング交流をしました。おやじの会の方々(お父さん達)とは、座談会という形で10月に一度お会いしており、今回はその活動日に高校生の企画をお願いして実現しました。「小学生と楽しくお料理がしてみたい。時期を考えてクリスマスメニューにしたい」という高校生の思いを企画にしました。小学生でも簡単に作れるよう「餃子の皮簡単ピザ」「クリスマスカップケーキ」の2品に決めました。当日は、時間調整のためカップケーキはあらかじめ焼いておき、デコレーションを楽しむことにしました。
 ピザのトッピングやカップケーキのデコレーションを、高校生のお手本をしっかり見て聞いて、とても上手に調理していました。小学生の盛り上がりに、企画した高校生も思わず笑顔!大人も、高校生も、小学生もみんなが楽しいひとときになりました。
 大樹おやじの会のみなさん、ありがとうございました。

 

具がもりもり!

クリームの絞り方をレクチャーしているところ。小学生も真剣。

小学生の作品 とてもキレイ!センスあるぅ~!

美味しそうに食べる小学生。また交流したいね!!

 

高校生考案給食の取組

 本校3年生選択授業「フードデザイン」では、学校給食の献立を考え実際に提供してもらう取組を、大樹町教育委員会、学校給食センターに御協力をいただいて行っています。
 地域と食、バランスのよい食事、集団調理など必要なことを学習し、グループに分かれて献立作成、試作を繰り返し、ようやく1つの献立が完成します。その中から1つ、今年度の高校生考案給食が選ばれ、実際に提供されます。
 今年度は、12月13日に提供されました。メニューは、「日本風台湾まぜそば」「中華スープ」です。台湾ブームで注目のまぜそばを、かつお節と海苔のトッピングで和風にアレンジしました。
 またその日は、小学校を訪問して「給食交流」をしました。自分達の考案給食を小学生と一緒に食べ、その反応を生で確認。みんな「おいしい」「おかわりしたい」と大好評で、高校生はほっと一安心。
 給食提供には、多くの人の手がかかっていることも分かり、キャリア教育の視点も加わり、学びの多い取組となっています。

 
試作中の様子

 
日本風まぜそば 試作品
本番も、高校生が考えたとおり再現してくださいました。

小学生と一緒に配膳

いただきますの前に、メニューの説明とフードロスの問題に
ついて、スライドや動画などを用いて小学生にわかりやすく説明。

向かい合っての試食に、少し緊張気味の高校生
「おいしい!」の言葉に、ほっと一安心。

御協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

小・高連携による生徒の授業

 12月13日(水)、大樹小学校の3年生の社会の2クラスの授業において、本校3年生3名が、地域探究学習で作成した大樹町内の「キケンマップ」の取組について説明しました。町役場に調査や提案を行ったり、町を実際に歩いて調査したり、「キケンマップ」としてまとめたものを町役場に持参して協議したり、大樹町高校生議会において、町長に危険箇所の改修とLED街灯の整備を訴え町長から危険なところから順番に整備するとの答弁をもらったししたことなどを説明しました。

 児童はその後、3・4人のグループに分かれて、「キケンマップ」と高校生の説明を元に、改めて危険なところを出し合い、そのグループ協議には高校生も参加し、「キケンマップ」がさらにバージョンアップしていきました。

 

室蘭工業大学清水一道教授の講義

 12月12日(火)、本校のSTEAM教育の一環として、室蘭工業大学副学長・ものづくり基盤センター長の清水一道教授が来校し、1学年に「ものづくり産業」、2学年に「工学の最先端」と題して、講義をしていただきました。
 「この部屋の暖房のスチームはなぜあのような曲がった形をしているのか」という身近なものへの問いから、生活と科学の原則とのつながりや、大樹町のロケット開発との関わりから様々な分野の研究の集合がロケットや自動車開発につながっており、数学や理科だけではなく様々な学習が今後の生活の中で生きていくことが話され、教科横断的な学びの必要性が自然と理解できました。
 また、御自身の経歴から、高校生の今後の働き方や考え方、「よりよい社会」を求める気持ちや人との「縁」の大切さなど、キャリア教育の視点からもお話いただき、生徒にとって貴重な経験となりました。清水教授誠にありがとうございました。

 

 

進路相談会in大樹に参加しました

12月7日(木)16:30から、大樹町福祉センターにて、株式会社ライセンスアカデミー主催の進路相談会in大樹に、1・2年生の希望の生徒・保護者が参加しました。
 大学、専門学校、企業が30ほど、大樹町に来ていただき、担当の方から直接説明を受けることができました。
 1つのブース30分程度で、興味のあるところや進路希望先などの3つのブースで話しを聞くことができました。