学校での出来事
文化と季節を大切にする家庭科の取り組み
春の訪れが遅い北海道もすっかり暖かくなりました。すでに桜は散ってしまいましたが、たんぽぽが辺り一面に咲き乱れ、黄色のジュータンのようです。
さて、本校家庭科では季節の移り変わりを大切に授業を進めています。見て触れて食べて・・・五感を使って感じてもらう体験を用意しています。
フードデザインでは、旬の食材を用いた調理実習を行いました。
①いちごのロールケーキ
十勝産の小麦粉、砂糖、生クリームを使ったふわふわロールケーキです。
この日お誕生日だった生徒がいて、クラスみんなで「ハッピーバーズデー」の歌のプレゼントをしました!
②いもだんご
採れたてのじゃがいものおいしさは言うまでもないのですが、一冬超した「越冬じゃがいも」は甘みが増してさらにおいしくなります。農産物に付加価値をつけることを学習しながら北海道の郷土料理でもある「いもだんご」をつくりました。
「保育基礎」では、伝承遊びの学習とからめて「草花を使った遊び」を体験しました。
たんぽぽを用いた冠作りを行ったのですが、ほとんどの生徒が作り方を知りません。人から人へ「伝承」されてきたはずの遊びを多くの子どもたちが知らないという現実があります。YouTubeをみれば何でも教えてもらえる時代ではありますが、そこには心と心のつながりがありません。今だからこそ大切にしたい取り組みの一つです。
日本の食文化、児童文化について学習しました。ここから課題を見つけ、更に深く掘り下げる学習へと発展させてくれることを期待します。
高体連・高文連 壮行会
5月12日、高体連・高文連大会に向けた壮行会を行いました。大会は、今月22日からの3日間、各会場で行われます。
選手入場 主将がプラカードを持っています
バドミントン、女子バレーボール、陸上、茶道の部員達
バドミントン部主将による選手宣誓
生徒会執行部が中心となり、選手達にエールを送りました。
校長からの激励の言葉にもありましたが、弱気になって最初から諦めることなく全力で戦ってきてくれることを期待しています!
令和7年度 宿泊研修
5月8日(木)9日(金)一泊二日で1学年の宿泊研修が実施されました。
天候にも恵まれた二日間、ネイパル足寄にて火起こしからの炊事に始まり、ウォークラリー、いくつかの研修会そして自分たちで準備していたレクリエーションなどいくつものスケジュールに一人ひとりがしっかりと取り組んでいました。。生徒達にとってクラスメイトと寝食を共にした二日間は、互いを知る切っ掛けとなり、自分を表現する切っ掛けとなり、他者を気遣う仲間意識を抱く貴重な時間となったようです。帰路では疲れた表情を見せながらも充実した二日間に満足した感想をそれぞれの言葉で表現していました。この経験が素敵な高校生活を送る糧になることを願っています。
富士見高等学校探究活動発表会
5月10日(土)、見学旅行で大樹町の町づくりについて探究活動を行った、学校法人山崎学園富士見高等学校2年生の探究活動発表会が本校で行われ、大樹町内の事業者様と本校の2、3年生が参加しました。
はじめにレクリエーションとして、お互いの生活等について質問し合い、親睦を深めました。東京の高校生と十勝の高校生の違いについて知ることができる、貴重な機会となりました。
続いて、富士見高等学校による探究成果発表会が行われました。発表後は、体験・見学先の事業者の方々や本校生徒からのフィードバックを交え、お互いの意見を交換する場となりました。また、都市部の高校生の視点から見た大樹町の魅力を知り、あらためて大樹町への理解を深めることができました。
今回得られた学びを、今後の地域探究活動に活かしていきたいと思います。
富士見高等学校の皆様、このたびは誠にありがとうございました。
大樹町長講話
5月9日(金)、2年生の地域デザインの授業において「大樹町長講話」を実施いたしました。
地域探究科の2年生は、大樹町の地域課題をもとに「地域探究活動」を進めてまいります。その活動に先立ち、大樹町の町づくりについて理解を深めるため、大樹町長 黒川豊様を本校にお招きし、ご講話をいただきました。
講話の後、生徒たちは黒川町長様に町づくりなどについて質問し、大樹町の現状や産業、町づくりの課題など、さまざまな角度から理解を深めることができました。
このような貴重な機会を得られたことで、「地域探究活動」を進める上で大変有意義な時間となりました。
ご協力いただき、誠にありがとうございました。