学校での出来事

着任式・始業式・入学式

 4月8日(月)、2・3年生にとって令和6年度の教育活動がスタートしました。
 着任式では、田中教頭先生をはじめ新たに着任された教職員を迎え入れた後、始業式では学習・生活・進路担当の教員よりそれぞれ大切な説明がありました。

         着任された教頭先生のご挨拶                学習に関しての説明をしています
 
 午後は入学式を挙行致しました。
 大樹高校では、それに先立って新学科設置認可のセレモニーを行いました。本校では今年度から新たに普通科の地域探究科に移行し、今まで以上に地域と連携し、地域の様々なことに挑戦しながら自己の能力を発展推進させていくことを目指します。
 入学式では25名の新入生が体育館へ入場し、厳粛な雰囲気の中一人ずつ呼名をされると元気な返事を返してくれました。代表生徒の宣誓も希望にあふれていました。
 そして式の終了後、校歌や学年団の先生方の紹介と体育館で記念撮影を行いました。


 この日、高校生活の初日を無事にスタートできました。少し緊張気味の生徒もいましたが、大樹高校での3年間で、地域に係わることや国際感覚を学び、目標とする将来につながるように頑張っていきましょう。教職員一同、精一杯生徒のサポートをいたします。

 

終業式・離任式

 3月22日(金)に終業式・離任式を行いました。
 終業式では、校長先生、教務部長、生徒指導部長、進路指導主任それぞれから、今年度の振り返りと新年度に向けてのお話をしました。


 離任式では、今年度で本校から去る8名の教職員から挨拶、生徒会長からはなむけの言葉、生徒会から花束贈呈、お見送りがあり、笑顔の中での別れの時間となりました。


 生徒の皆さん、1年間お疲れ様でした。授業、学校行事、部活動、ボランティアなど、様々な活動に前向きに取り組んでいる様子が印象的でした。1年前の自分と比べて、知っている事、できる事がたくさん増えたはずです。4月からも元気な姿で登校してきてください。

 

「進路活動体験講話」の実施

 3月11日に進路学習の一環として、この3月に卒業した生徒を招き、大学・看護、専門学校、就職の3会場に分かれ、進路活動体験講話を実施しました。
 先輩達の実体験を伴った講話は、在校生にとって大きな刺激となりました。勉強方法、モチベーションの保ち方、体調管理の大切さ、面接のコツなど進路活動を振り返り、様々な体験談やアドバイスが話されました。
 在校生は真剣な面持ちで先輩達の貴重な講話に耳を傾け、今後の進路活動に対しての決意を新たにする時間となりました。

第74回卒業証書授与式

 3月1日(金)、第74回卒業証書授与式が本校体育館で挙行されました。
 保護者、来賓、在校生、教職員が見守る中、3年生23名一人ひとりに卒業証書が授与されました。

 凜とした雰囲気の中、3年生は大樹高校生として立派な姿で式に臨んでいました。式歌斉唱では思わず涙を流す卒業生の様子も見られました。

 

 

 最後のホームルームでは、担任、生徒から3年間を振り返り一人一言ずつ挨拶がありました。皆さんが話している姿を見て、3年間の学校生活をひたむきに送り、大きく成長したことを実感しました。

 

 74期生のみなさん 卒業おめでとうございます。

 

そば打ち体験

 2月22日、1学年科目「家庭基礎」にてそば打ち体験授業を行いました。そば作りを体験することにより日本の食文化への理解を深めること、また、ALTのアニーさんと一緒に参加することで異文化交流も狙いの一つと設定しました。
 大樹そば作り研究会の方3名に講師を務めていただきました。そば粉100%で加えるのは水だけというこだわりのそば。作業の手際の良さ、美しさに感動する生徒たち。あっという間にのし麺ができあがりました。それを切るのは生徒たち。切り方を教わったものの初めて握る専用包丁の使い方に悪戦苦闘。とても太い麺ができたり・・・。
打ちたて麺は、とてもおいしく、多めに用意した麺は足りないくらいでした。たくさんのおかわりもあり、生徒たちは大喜びでした。
 最後に、そば作り研究会の説明があり、早速2名の生徒から入会の意思表示がありました。こうして日本の食文化が受け継がれていくのです。
 研究会のみなさま、お忙しいところお越しいただきましてありがとうございました。

 

1学年宿泊研修 ~in糠平~

 2月8日~9日に、上士幌町の「ぬかびら源泉郷スキー場」と「糠平館観光ホテル」で1泊2日の宿泊研修を行いました。

 1日目は、糠平館観光ホテルに到着後すぐにスキー場へ移動し、レベル別の班に分かれ、インストラクターの指導のもとスキー研修を実施しました。スキー研修の後は、進路研修を行いました。大学・看護、専門学校、就職の3つのグループに分かれ、進路実現に向けてどのように取り組んでいくのか、教員から話しを聞いたり、考えたりしました。夕食・入浴を済ませた後は、すぐに夢の中へ…

 2日目も、スキー研修を行いました。午前中はレベル別の班に分かれ、午後はグループごとにフリー滑走となりました。1日目に苦戦していた生徒もフリー滑走では笑顔で楽しく滑ることができました。

 今回の研修では、5分前行動やホテル内でのマナーなど、多くの場面で成長が見られました。今後の学校生活、さらには来年度の見学旅行に繋げてほしいと思います。

2学年 SDGsワークショップ

 2月5日、2学年を対象に「SDGsワークショップ」を実施しました。講師として、JICA帯広の野々垣 真美さんをお迎えし、「Think Globally,Act Locally」をテーマに学びを深めました。
 「SDGsの考え方の基本」を学んだ後、「それぞれの国が持つ得意」を集め、協働しながら課題解決のために行動していくことの大切さを、カードゲームを通じて考えることができました。
 さらに、授業の後半では身近な大樹町の課題や魅力、さまざまな資源(ひと、もの、場所)についてアイディアを出し合いました。
 今後、地域探究を通じ地域の課題に挑んでいく生徒達にとって、学びの多い時間となりました。

小学生との交流

 2月3日(土)本校クッキング部による「恵方巻き作り」講座を実施しました。毎年、小学生を対象として実施しており、1年生から5年生までの参加がありました。
 恵方巻きの具材は、その年の部員達が試作を重ねて決定します。今年は、包丁を使わなくても出来る恵方巻きをめざし、チーズやかにかまなどを用意しました。
 まずは、高校生が巻き方のお手本を示し、その後小学生達もチャレンジしました。「あわてずにゆっくりと巻くときれいに巻けるよ」と高校生からアドアイスをもらった児童達は、とても上手に仕上げていました。
 大人から学生へ、学生から児童へ。
 そして、学生が大人になり家庭を持ち、その子どもへ。
 こうして日本の食文化が受け継がれていくのです。

大樹町コスモスコンサートに参加

 1月27日(土)の13:30から、大樹町生涯学習センターコスモスホールにて、「大樹町教育の日協賛事業 大樹町小中高吹奏楽合同演奏会 第12回コスモスコンサート」が行われました
 コスモスコンサートは、元教育長の小林氏の大樹町を「文化の香り豊かな町」にしたいという熱い思いを源に平成21年に誕生したもので、今回で12回目となります。本校の吹奏楽部も参加し、昨年10月の大樹町文化祭における演奏から、さらに上達した姿を見せてくれました。

恵方巻き

 1月26日、3年生選択科目「フードデザイン」で最後の調理実習となる「恵方巻き」作りを行いました。毎年、3年生最後の調理実習は、年中行事、食文化の伝承をテーマに恵方巻き(巻き寿司)を作ります。具材として、油揚げを煮たもの、卵焼き、ほうれん草を用意し、自分の分は自分で巻いて仕上げます。コツをしっかりと学んだ生徒達の出来映えは写真の通りです。とても上手に出来ました。
 フードデザインを1年間学び、食をトータルに考え、全員が巻き寿司を作れるようになって卒業していきます。節分の時には思い出して、ぜひ毎年作って欲しいな。