2025年12月の記事一覧

最後のCST

 11月26日(水)3年生最後のコミュニケーションスキルトレーニング(CST)が行われました。

 最初はグループ分けを兼ねたエクササイズとして、なんでもバスケットを実施。勝ち負けや優劣をつけるものではなく、とにかくみんなで楽しむことを意識して参加してもらいました。この日の朝、担任の先生から3年生の口癖(ネガティブ発言)禁止という指令が出ていたこともあり、素敵な言葉がけがあったり、盛り上げて笑わせてくれたり、雰囲気良く楽しむことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後のCSTとして何を伝えるか、学年の先生で相談した結果、この人と一緒に仕事がしたい、この人の力になりたい、この人のことを応援したいと思ってもらえる社会人になってほしいという願いを込めて、社会人(新入社員)として求められるマナーや礼儀について取り上げました。

  まずは先生方によるロールプレイを観て、何が問題なのか、自分ならどちらと一緒に仕事がしたいか考えました。このロールプレイは学校生活でも似たような行為がみられるため、自分の行動を振り返ってもらう機会にもなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話す時は相手の方に身体を向ける、目(顔)を見て話す、返事をする、相手が不快になるような態度はとらないなど、どれも基本的なことばかり。でも、学校生活ではできていない場面も多々みられます。自分の行動一つで、相手への印象と評価が変わることを理解しました。

 

 次もまた、名優たちのロールプレイを観て、望ましい対応についてグループで考えました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2つの課題のうち、同じ課題に取り組んだグループが集まり、自分たちのロールプレイを披露。その後代表者を決めて、全体の前で発表。生徒たちの演技もなかなかのものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後は3年生の先生方ひとり一人からメッセージを伝えました。先生方の言葉は生徒の心に響いたようで、みんな真剣に聞いてくれていました。

 

 卒業まで残りあとわずか。このCSTで今後の学校生活がどう変わるのか、そして次のステップにどう活かされるのか見守っていきたいと思います。

第2回ふるさと給食

 12月4日は今年2回目のふるさと給食の日でした。メニューはミルクパン、牛乳、ビーフシチュー、あらびきウィンナー、大根サラダで、今回も大樹町産の「牛肉、じゃがいも、にんじん、ウィンナー、大根」がたっぷり使われていました。

 おいしい給食に、生徒たちも笑顔でいっぱいです。

 食材を提供してくださった生産者の皆さん、おいしい給食を作ってくださった給食センターの皆さん、ありがとうございます!

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家庭科 「食生活に関する講話」

1学年「家庭基礎」において、大樹町保健福祉課栄養士の方を講師としてお迎えし、「食に関する講話」を実施しました。

この講座は、大樹町保健福祉課のご協力を得て毎年行われているものです。

事前に生徒の食生活についてアンケートを実施し、その結果を事例とともに提示して食生活における改善点をお話いただきました。

フードモデルを使いながら、わかりやすく教えていただきました。

食生活における改善点についてのグループワークの様子

バランスのとれた食事内容、生活リズム、食事と病気の関係など盛りだくさんで講義をいただきました。

「自分の身体は食べたものでできている」この言葉をしっかりと覚えておきます!

2時間連続の充実した授業をありがとうございました。

 

生と性に関する講話

 11月19日(水)全校生徒を対象とした「生と性に関する講話」を実施しました。今年は自分自身を大切にし、自分らしくよりよく生きるための力を育むことを目的として、精神保健福祉士・公認心理師・自己肯定力トレーナーでLIFE&心&WORKアメトソラ代表の永野拓己さんをお招きし、自己肯定感についてお話ししていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己肯定感と聞くと、自分のいいところを受け止めることだったり、得意なところを見つけることだと思っていましたが、良いことも悪いことも含め、そのままの自分を認め、受け入れることが大事だと教えていただきました。

ネガティブ思考とポジティブ思考で認知がどう違うか考える演習では、生徒たちも想像を膨らませ、様々な意見を書き入れていました。

 

 

 

   

 

 

 

 

 

自分を認めているか認めていないかによって、自分の心の根っこの考えも違うものになることを理解し、他者評価もその後どうなるかの予想も変わってしまい、結果として人との関わり方や行動が変わるということを学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己肯定感はこれからでも変えることができるもの。よい自分も悪い自分もあっていい、どんな自分も良いと認め、楽しく幸せな生活を送ってくださいというメッセージをいただき終了しました。

【生徒感想】

 ☆ 今回の話を聞いて言葉の受け取りや気持ちについてわかりました。自分を責めてしまう時もあるので今回の話を聞いて今の自分を受け入れて好きになれるようになりたいと思いました。

☆自己肯定感が低いことやネガティブなど自分に当てはまることの解決策をたくさん提案してくださってとても役に立ちました。楽しい人生を送ろうと思います。

☆自己肯定感というのは、ただ単に自分に自信をもっているということだと思っていました。だけど実際は自分の良いところも悪いことも受け入れるという意味があるのを知らなかったので新たな学びでした。