学校での出来事

3年生 令和7年度高校生議会

 

10月21日(火)に高校生議会が開催されました。

3年生は4月からそれぞれのテーマで探究活動を行い、7月に発表を行いました。

今回の高校生議会では、探究テーマについてさらに深く考え、実際に議会で質問をするという取り組みです。

事前準備として、議員の皆さまにご協力いただき質問文を考えました。

        

                  議員の方々による質問等のサポート授業の様子

 

いよいよ、高校生議会当日。生徒は緊張した様子でした。

実際に議場で質問を行い、答弁に対する再質問を行いました。大樹町を良くしたいという思いで考えた質問を議会で提案するというとても貴重な経験をさせていただきました。

3年生の探究活動としてはこれで終わりになりますが、今後も様々な課題に対し探究し続ける良い機会になりました。

これまで、様々な場面でご支援・ご協力いただいた皆さまありがとうございました。

 

台湾見学旅行記 1日目

10月21日から25日までの5日間にかけて、2学年の見学旅行がありました。

行き先は、行ってみたいところの上位に常にランクインしている台湾です。

これから5回に分けて旅行の様子をご紹介します。

 

今回は、第1日目の報告です。

大樹高校からバス(大樹町所有バス)で新千歳空港まで。

旅行会社添乗員さんと、帯同看護師さん(大樹町より補助をいただき配置できています)とご対面。

ここまでは順調でしたが、飛行機が大幅に遅れるという事態に・・・。

お菓子と水が配られました。

待ち時間が長くなりましたがみんな元気に出国!

かなり遅い時間となりましたが無事に桃園国際空港に着陸

ホテルに着いたのは、23時過ぎとなってしまいました。

やむを得ない変更にも柔軟に対応してくれた生徒達でした。

これも大切な学習の一つとなりました。

1年生 普通救命講習受講

10月22日、大樹消防署より3名の方に来ていただき、普通救命講習を実施しました。突然の病気やケガで心停止している人をただ見ているのではなく、救急車が来るまでの間、命をつなぎとめるために心肺蘇生法やAEDが重要であることを学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ますは動画で学習。メモを取りながら真剣に視聴。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

消防隊の方の手技を間近で拝見!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

心臓マッサージの実技。うまく力が加わらず悪戦苦闘!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手慣れた生徒も。「AEDは任せてください!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仲間の実技を見て学ぶことも大切です。

 

本校生徒は毎年1年生で救命講習を受講するので、現在、全校生徒が心肺蘇生法とAEDの使用ができます!

いざというとき、頼もしい生徒たちです!

北海道宇宙サミットに参加しました!

10月8日(水)~10日(金)、航空宇宙ボランティアサークルのメンバー7名が、帯広市で開催された北海道宇宙サミットに参加しました。

ボランティアとして受付等のお手伝いをしたほか、9日(木)は英語、10日(金)は日本語での発表を行い、交流を深めました。

詳細をまとめた「活動レポート」を後日掲載しますので、今しばらくお待ちください。

 

 

台湾見学旅行の事前学習 たいわんdayその2

いよいよ来週に迫った台湾見学旅行。

事前学習も大詰めを迎えており、10月14日に第2回目の「たいわんday」を実施しました。その様子をご紹介します。

1 台湾の大学生へのお土産作り

台湾の義守大学日本語学科に所属している学生さん達と交流や大樹の産業などについてのプレゼンを行います。その時にお世話になる学生さん達へのお土産作りです。今回は、ビーズストラップを手作りしました。たくさん用意したビーズを、配色を考えながらテグスに通して行きます。作り手の個性が表れる色とりどりのストラップが出来上がりました。

 

2 CST(コミュニケーション・スキル・トレーニング)

CSTは、大樹高校がとても大切にしている取り組みの一つです。

今回は、見学旅行にむけた内容で実施しました。

1つめは、「異文化理解」「多様性と合意形成」「国際理解」「自己主張」などをテーマにし、『カレーをつくろう』というワークショップを行いました。異なる価値観、文化や宗教など背景の違う人物を生徒一人一人に役割として与え、その役になりきってもらい、みんなが納得のいくカレーを考えるという内容です。宗教などによる食文化の違い、ジェンダーの捉え方の違い、思想の違いなどがあるなかで合意形成をするのは簡単なことではありません。「カレー作り」という身近なテーマを通して、「共生」と「共創」について学びました。

↓ グループワークの様子

各グループ、みんなが納得したおいしそうなカレーができあがりました。

↓ 発表の様子

 

2つめは、対話力アップのためのスキルについて考えました。

「話し手(発信者)」「聞き手(受信者)」の両方の立場を考え、望ましい態度についてグループワークしました。

それらをふまえ、大学生にむけてのプレゼンの最終リハーサルを実施しました。

↑ けん玉交流のリハーサル

↑ ふくわらい交流のリハーサル

 

3 国立故宮博物院の展示物について

国立故宮博物院は、膨大な中国コレクションと美しい展示が魅力の世界有数の博物館です。

「翠玉白菜」や「肉形石」など、見所満載の展示物についての解説を聞き、その価値を確認できる時間となりました。

 

台湾見学旅行は、大樹町から旅費の補助をいただいております。ありがとうございます。

行ってみたい海外旅行のベスト3に必ず入っている台湾。

その台湾で、様々なことが学べるのも大樹高校の魅力の一つです。

 

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

 

家庭科の実践「高齢期について考える」 その2

9月26日の投稿に続く第2弾です。

今回は、2年選択科目「生活と福祉」の実践です。

社会福祉法人普仁会より3名の方にお越しいただき、高齢社会の現状について講話いただいたのち、車椅子介助と歩行介助の体験実習を行っていただきました。

大樹町の高齢化率が示されると驚いた表情の生徒達。専門家の方々の話はとても説得力があり、現状を自分事として捉え真剣に考える2時間となりました。

 

合唱祭 ステキなハーモニーが響き渡りました

 10月3日、本校が大切にしている行事の一つである「合唱祭」が開催されました。

各クラスは、この日にむけて放課後などの時間を活用したくさん練習してきました。

大勢の前で「歌う」「指揮をふる」「ピアノ伴奏を弾く」のはとても緊張したことと思いますが、どのクラスもとてもステキなハーモニーを奏でていました。日頃から、仲間を大切にし落ち着いた学校生活を送ることが出来る大樹高校だからこその「歌声」「表情」だったと思います。

 

 

また、合唱祭に合わせて旧生徒会退任式、新生徒会認証式が行われました。旧生徒会メンバーからの熱い思いを、新生徒会メンバーがしっかりとした決意を持って引き継いでくれたことでしょう。

前期終了 後期を迎えるにあたって

 本校は2学期制で、9月末で前期が終わり、10月から後期となります。

 9月30日(火)に前期終業式を行いました。式の前に、美術部支部大会で入賞し全道大会に出場する生徒2名と第4回全国高校生ばん馬キャラ弁コンテストでアイデア賞を受賞した生徒への伝達表彰を行いました。

 式では、校長から全校生徒に対して、「よいものはよい、ダメなものはダメ。それは生徒同士、生徒と先生でも同じです。また、生徒も先生も一人の人間です。一人ひとりかけがえのない大切な存在です。そのことを意識し、存在を認めつつ、喜びは分かち合い、悲しみは共有し、注意すべき時は注意するといった関係をこれからも築いてください。」という話がありました。

 後期に入ってからの最初の学校行事は10月3日(金)に行われる合唱祭です。各学年、力を合わせて、素敵なハーモニーを響かせてほしいと思います。

 

 

 

 

 

台湾見学旅行に向けて 「現地大学生とオンライン交流」

台湾見学旅行まで残り一ヶ月を切っています。

それにむけた事前学習を、さまざまな切り口から行っています。

今回は、台湾高雄市内を巡る「自主研修」の際にアテンドとしてお世話になる義守大学の学生達とオンラインで交流しました。

本校生徒は6グループに分かれ、それぞれが行きたいところ、食べてみたいもの、調べてみたいことを考えて研修ルートの計画を立てました。そのルートについて、大学生に相談とアドバイスをいただき、更に研修を充実させます。

今回、初顔合わせとなりますので、本校生徒はとても緊張していましたが、やさしくサポートしてくれる大学生達にホッと一安心したようです。

 

今回お世話になる大学生の中には、台湾出身で大学卒業後は日本の企業で働く希望を持っている方がいました。

楽しいだけの交流にとどまらず、キャリア教育にもつながる取り組みとなっています。

第4回全国高校生ばん馬キャラ弁コンテスト 入賞!!

 3学年選択科目「保育基礎」において、幼児の食事について学びを深めるための題材として表記のコンテストに応募しました。(主催:NPO法人とかち馬文化を支える会)

幼児に喜んでもらえる内容でかつ栄養バランスも考えてメニューを決め制作にとりかかりました。

その中で、3年A組杉本さんの作品が見事アイディア賞に輝きました!

以下は、表彰式の様子と、作品の写真です。

「馬車BAR」ってご存じですか。夜の帯広街中を巡る馬車ツアーのことで、「ばんえい競馬」を世界で唯一持つこの街に、お酒と景色を楽しめるものとして人気を集めているのだそうです。十勝の「農」と「食」そして「馬」のそれぞれの文化が融合し、十勝の魅力となって発展することを願っています。

今回は、「幼児の食事」という観点からの学習でしたが、そこから発展し十勝の文化について考えるとてもよい機会となりました。これをベースに生徒一人一人が「探究学習」につないでほしいと思います。

 

 

家庭科の実践 「高齢期」について考える

家庭科目における「高齢期」についての学習を紹介します。

家庭科では、より専門性を高めるために関係機関と連携した授業を行っています。

一つ目は、「介護士の仕事と介護実習(衣服の着脱)」をテーマに、帯広コア専門学校の先生をお招きし講義を受けました。

介護士としての仕事内容や現状についてお話を伺った後、介助実習として衣服の着脱をご指導いただきながら実践してみました。

二つ目は、認知症サポーター養成講座の開講です。大樹町役場保健師さんに講義をしていただきました。

認知症の症状と行動、その支援についてのお話は、実例などを多く取り入れてくださり自分事として考えることができました。「もしも家族が認知症になったら」「もしも自分が認知症になったら」についてグループディスカッションを行い、より学びを深めることができました。

介助は、年齢に関係なく病気や怪我をしたときにも必要になる大切なスキルです。また、認知症の発症は高齢者に限ったことではなく、若くして発症するケースもあることを知り、いずれも自分事としてとらえより良い生活(人生)を過ごすための貴重な講義となりました。ありがとうございました。

台湾見学旅行の事前学習

本校の見学旅行の行き先は台湾です。この取り組みが始まって今回で5回目の旅行となります(途中コロナで中断されました)。今年度は10月21日から25日までの5日間で実施されます。

見学旅行の事前学習として「たいわんday」を設けています。教科横断での取り組みは、ますます学びを深めます。

9月25日に第1回目が行われました。

1時間目 英語科による「旅行で役立つ英会話」

 

2時間目 地歴公民科による「台湾の経済、お金について」

 

3,4時間目 家庭科による「魯肉飯(ルーローハン)作り」

5,6時間目 科目「キャリアデザイン」 台湾義守大学生との交流にむけたプレゼン準備

とても充実とした1日となりました。

初めての海外旅行、初めての飛行機などなど不安もありますが、期待も高まっています!

第2回目は、10月14日に予定しています。

1学年 和歌山大・慶応義塾大連携授業(宇宙)

 9月17日(火)に1学年は、和歌山大学 ・秋山演亮教授、慶応義塾大学大学院 ・田中康平特任講師を講師に迎え、エアロケット製作を通じたコミュニケーションスキルやプロジェクトマネジメントを学ぶ授業を4時間行いました。
 生徒たちは、チームワークの大切さを意識しつつ、計画を立ててモデルロケットを製作、打ち上げの結果から改善点を反映し、再製作することを繰り返す「エアロケットプロジェクト演習」に取り組み、状況変化時の適切な計画の修正、チーム内コミュニケーションを通じた柔軟な計画の運用などの理解を深めました。4つのグループに分かれて製作しましたが、どのグループも積極的で、楽しく取り組んでいました。大学の先生との意見交換も盛んでした。一番飛ばしたグループは、体育館の縦いっぱいの長さまでの距離が出ました。
 なお、授業前日には、航空宇宙サークルのメンバーとの交流も行いました。

 

地域住民対象学校説明会 第2回・第3回 参加者募集

大樹高校活性化推進協議会主催の地域住民対象説明会の第2回・第3回の参加者を募集いたします。

第2回は10月28日(火)18:30から、第3回は11月4日(火)13:30からです。※第1回は9月24日に行いました。

 詳細はこちらのご案内をご覧ください。

 普通科地域探究科である大樹高校の教育について、高校選択のポイント、高校進学後の進路、高校進学にあたってのお金のことなど、中学生を持つ保護者だけではなく、子育て世代すべての方、大樹町にお住まいの方だけではなく、大樹高校に興味や関心のある方など、どなたでも参加できます。

 参加にあたっては、ご案内の中にあるQRコードからお申し込みいただくか、大樹町教育委員会学校教育課に電話(01558-6-2130)でお申し込みください。

「ふまねっと」体験交流学習

2学年選択科目「生活と福祉」では、高齢者福祉について学習しています。その一環で、福祉センターで行われている「ふまねっと」に参加し、体験交流を行ってきました。

サポーターさんに教わりながらステップを踏む生徒達。難易度が上がると、手と足の動きがバラバラになったりフリーズしたり・・・。生徒達は「難しい~」といいながら、高齢者の方々に負けじと頑張っていました。

 

大樹小学校との連携授業

本校2年生 理科・生物基礎において、大樹小学校1年生 生活科「いきものをさがそう」の授業に参加し、小学生のグループに高校生が入り、活動をサポートしました。

 

最初は緊張してい生徒も、すぐに小学生と打ち解けました。歴舟川そばの水路には、ヨコエビがたくさんいました。

  

参加した生徒からは、

「小学生と関わる機会があまりないのでとてもよい経験ができた。小学生の元気さについていくのが大変だったけれど、とても楽しかった。」

「普段経験しないような体験をして、地域の教育や小学生と関わることについて自分の視野が広がった。次の機会があれば、今回感じたことを思い出して活動したい。」

などの感想がありました。

 

防災月間の取り組み 家庭科編

防災月間に合わせて、家庭科では災害を想定した調理実習を行っています。

「ローリングストック」「備蓄食材を利用した献立」「災害時の調理」をテーマに学習します。

今回は、断水、停電という設定で、水はペットボトル、熱源はカセットコンロを想定しガスコンロをⅠ口だけ使いました。

今回は、これらの食材で「ひじきと大豆入りサンマの炊き込みご飯」「スパッゲティボンゴレ」「切り干し大根とツナのサラダ」を作りました。非常用クラッカーとアルファ米も試食しました。

調理はすべてポリ袋クッキング

ペットボトルの水がとても貴重であることに気がつきます。

器も貴重。また、洗うための水を節約するために、サランラップを利用します。

備蓄品は、食材だけでなくその他必要な物があることを実感します。

そして、我が家の防災対策はどうなっているのかが気になってきます。

出来上がった料理は、どれも美味しく、災害時にこんなに美味しいご飯が食べられたら安心する!と、学びを深めていました。

3年生は、半年後には一人暮らしする生徒がいます。人ごとではありません。自分ごととして捉え、必ず実践して欲しいと思います。

今回写真はありませんが、1年生は同様のポリ袋クッキングで親子丼を作りました。

【追記しました!】地域住民対象学校説明会を開催します

 「大樹高校活性化推進協議会」主催で、子育て世代の保護者のみなさんや地域住民の皆様を対象とした、大樹高校説明会を開催することとなりました。

 第1回は9月24日(水)18:30~ 

 第2回は10月28日(火)18:30~ 

 第3回は11月4日(火)13:30~ 各回、すべて大樹町生涯学習センター2階視聴覚室で実施します。

 詳細は こちらのチラシ をご覧いただき、チラシ内のQRコードから申込いただくか、大樹町教育委員会学校教育課まで電話でお申し込みください(電話番号 6-2130)。町外在住の方もご参加いただけます。

※チラシは第2・3回について記載されていませんが、上記のとおり実施します。

 興味や関心がある方をはじめ、多くの方にご参加いただきますことをお願いいたします。

 今後も大樹高校へのご理解、ご協力、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。