防災食実習の様子

 9月は、防災について日々の生活を点検する月です。関東大震災から100年、胆振東部地震から5年が過ぎました。辛く悲しい大災害の教訓を生かして、備える必要があります。
 そこで、3年生選択科目「フードデザイン」では、災害と食事について学習します。日頃からどのような備えが必要かを学び、最も大切なのは使い慣れておく、食べ慣れておくことですので、災害時を想定した調理実習を行います。今回は、カセットコンロとポリ袋でできるメニュー「親子丼・みそ汁」を作りました。常備食材からとても簡単に、しかも美味しくできる料理に、生徒達は大きく関心を寄せていました。「とても大切な勉強だ!」と、1人暮らしを数ヶ月後に控えた3年生は、学習内容を自分事として捉え、多くを学んだいたようです。

チラシを利用して作った器にビニル袋をかぶせたものを「食器」として使用

みそ、乾燥わかめ、高野豆腐、麩、だしを入れみそ汁作り

ポリ袋クッキング 炊飯

完成した「親子丼」